「誇らしい瞬間」「子供の頃からの夢が叶った」イングランド代表初招集のコンサが歓喜「いつも自分を信じていた」

イングランド代表に初招集されたDFエズリ・コンサ[写真:Getty Images]

アストン・ビラのイングランド代表DFエズリ・コンサが、代表初招集の喜びを語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

今シーズンはプレミアリーグ12試合を消化して5位につけるなど好調のビラで、主力としてプレーするコンサ。公式戦18試合に出場しており、ウナイ・エメリ監督にとって欠かせない戦力となっている。

一方で、これまでイングランドのA代表とは縁がなかったコンサだが、今月のインターナショナルマッチウィークで初招集。トッテナムのMFジェームズ・マディソン、ニューカッスルのFWカラム・ウィルソン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのDFルイス・ダンクがそれぞれ負傷で離脱したことにより、チェルシーのFWコール・パーマー、マンチェスター・シティのDFリコ・ルイスと共にA代表の仲間入りをすることになった。

この招集はコンサ自身にとっても予想外だったようだ。会見の場で、代表から連絡を受けたときはドバイへバカンスに向かっている道中だったと明かしたコンサは、念願の代表入りを果たせたことに喜びを示している。

「雨が降る中、M1(高速道路)を運転していた。僕たちは休暇に行く話をしていたんだ。2分後、(代表チームのマネージャーである)ルース・コリーから電話がかかってきた。彼女は『休暇の予定を入れていないでしょうね』と言ってきたよ」

「僕は『入れていない』と答えた。本当は中東旅行の予約をしていたんだけどね!ルースのことはよく知っているんだ。チャールトン時代、一緒に働いていたからね。彼女もすごく喜んでくれた」

「その後に監督からの電話があった。彼はただ僕を祝福してくれたよ。ここに来て楽しみ、若者たちと仲良くなり、それから先へ進むべきだと言ってくれたんだ」

「ここ2シーズン、ビラでは優れた成績を収めており、そのおかげもあって僕は今のような選手になれた。自分の時代が来ると信じていたし、それがいつになるかだけだったんだ。忍耐強かったと思うよ」

「僕はいつも自分を信じていた。今は本当にフットボールを楽しんでいるんだ。僕にとっても、家族にとっても誇らしい瞬間になった。夢が叶ったんだ。子供の頃からイングランド代表でプレーしたいと思っていた」

「(かつてビラでコーチを務めていた)ジョン・テリーのようなレジェンドからも祝福を貰えたし、それはとても意味があることだと思う。彼にはよく質問をしたし、たくさんのアドバイスを貰った。それは間違いなく、今の僕の助けになったと思う」

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