36歳ペドロは“古巣”バルセロナ復帰を諦めず?「シャビから電話があれば、すぐに飛行機に乗るさ」

写真:バルセロナ時代〔2010年〕のペドロ(右) ©Getty Images

ラツィオに所属する元スペイン代表FWペドロに、古巣であるバルセロナへの復帰計画があった模様だ。

現在36歳のペドロは、バルセロナの下部組織『ラ・マシア』出身。2008年1月にトップチームデビューを飾ると、2008-09シーズンにはペップ・グアルディオラ監督の下で出場機会を増やしていき、以降は同クラブの黄金期を支える存在となった。

2014-15シーズン限りでバルセロナを退団したペドロは、チェルシーとローマでプレーした後、2021年8月にラツィオへと完全移籍で加入。同クラブでは公式戦通算101試合に出場し、19ゴール11アシストを記録している。

スペイン紙『エル・デスマルケ』によると、ペドロには過去数年間、バルセロナへの復帰計画があったという。「シャビから電話があれば、僕はすぐに飛行機に乗って、彼が電話を切る前にバルセロナにいることだろう」と語ったペドロは、退団から約8年が経過した今も、バルセロナ復帰の扉を閉ざしていない模様だ。

だが、『エル・デスマルケ』は「今日では、復帰の可能性はほぼ不可能なように思える」とも付け加えている。実際、ペドロも「それ(復帰)はなかなか難しいね」と認めている。

「ここ数年、シャビやラポルタ会長をはじめとする多くの人々と話をしてきたんだ。何らかの形で復帰しようと努めてきたんだけど、物事は非常に複雑でね」

「バルサは心のクラブさ。年齢やそのほかの要因もあって復帰するのは困難だろうけど、ぜひ戻りたいと思っている。バルサで引退できれば素晴らしいんだけどね」

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