２０２３年９月の議会で当面の存続が決まった千葉県佐倉市の市立幼稚園、佐倉幼稚園について２０２４年度の入園希望者数が１０５人の定員に対し、６人だったことがわかりました。
佐倉市は１１月１６日、定例会見をオンラインで開き、２０２３年９月の議会で存続が決まった市立佐倉幼稚園の２０２４年度の入園希望者数が、定員１０５人に対し６人だったことを明らかにしました。
市ではこれまで、定員に対し入園者数が極端に少ない３つの市立幼稚園の存続を巡って、２０２２年１１月以降検討を進め、２０２３年９月の議会で２つの園を２０２３年度いっぱいで閉園し、佐倉幼稚園だけを存続することが決まりました。
市によりますと、佐倉幼稚園では幼児教育に適切な環境を提供するため４歳児２０人以上、５歳児２５人以上を確保したいとして、応募を１１月１日から７日にかけて受け付けていましたが、今回の数字を受けて、これからも随時募集を続けていく方針です。
また市では今後、第三者委員会の設置を含めて、将来的な方向性を検討していきたいとしています。
