富士大、11年ぶり4強 明治神宮野球、上武大に1-0

上武大-富士大 被安打3、8奪三振の力投で完封した富士大の佐藤柳之介=神宮

 【東京支社】第54回明治神宮野球大会第2日は16日、神宮球場で行われ、大学の部の富士大(6年ぶり5度目、東北)は初戦の準々決勝で上武大(2年連続10度目、関東1)に1-0で競り勝った。富士大の4強は初出場した2012年大会以来11年ぶり。

 富士大は先発左腕の佐藤柳之介(3年、宮城・東陵)が3安打、8三振を奪い完封。二回に自らの左越え二塁打で挙げた1点を守り切った。富士大は19日の準決勝で青学大(東都)-日本文理大(九州)の勝者と対戦する。午後1時半開始予定。

 大学の部は1回戦1試合も行われ、環太平洋大(中国・四国)が8強に進出した。高校の部は準々決勝2試合が行われ、作新学院(関東)と豊川(東海)が勝ち、ベスト4に進んだ。

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