江戸川大学、学生が地域のシニアとスマートフォンの使い方を考える「スマホカフェ」を開催

江戸川大学では、2023年9月19日、10月26日に、メディアコミュニケーション学部情報文化学科の学生が地域のシニア世代と交流しながらスマートフォンの使い方を一緒に考える「スマホカフェ」を開催した。

「スマホカフェ」は、情報文化学科の玉田和恵教授と松尾由美講師のアドバイスを受けながら学生たちが主体となって行っている取り組み。地域のシニア世代のデジタルリテラシー向上と、参加学生が異年齢間交流により学びを得ることを目的に、江戸川大学がパルシステム千葉・NPO法人メリリルから委託を受けて実施している。

9月19日には学生たちが講師となり、LINEの使い方講座を開催した。10月26日には、今後の企画・運営の参考とするためシニアたちにスマホ利用の実情や困っていること・やってみたいことをヒアリングし、また、シニアたちが日ごろスマートフォンを使う際に感じている疑問点に学生が答える相談会も行った。両日とも、世代の異なるシニアたちと大学生が交流を深め、楽しそうに会話する姿が見られた。

参加したシニアからは「楽しかった」「学生さんたちがいい子ばかりだった」「これからも継続的に参加したい」と大好評だった。情報文化学科の学生も「自分の祖父母以外の高齢の方と接する機会がなく、最初は不安でしたが、皆さまがとても優しくて楽しかった」「シニアの方がみなさんお元気で、積極的に質問をしてくださりうれしかった」と交流を楽しみ、シニアたちの役に立ちたいという気持ちを強くしたようだ。この活動は、今後も月1回程度、継続的に開催する予定だという。

参考:【江戸川大学】情報文化学科学生が地域のシニア世代と一緒にスマートフォンの使い方を考える「スマホカフェ」を開催

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