全国農林水産物直売サミット 道の駅関係者ら意見交換

 全国から直売所の関係者が集まり意見交換をするサミットが11月16日から宇都宮市で始まりました。

 「全国農林水産物直売サミット」が11月16日から2日間、栃木県内で開催され、初日は会場の宇都宮市に全国各地の道の駅などの直売所から250人を超える関係者が集まりました。

 このサミットは、直売所どうしのネットワークづくりや課題解決を目的に毎年全国各地で開かれていて栃木県で開かれるのは初めてです。

 講演では道の駅うつのみや・ろまんちっく村を運営するファーマーズ・フォレストの松本謙社長がこれからの時代に直売所が目指すべきビジネスモデルについて語りました。続いて、道の駅もてぎや道の駅しもつけの代表者がそれぞれ「中山間地域の資源を磨いた商品作りや雇用の創出」、「地域のニーズを掘り起こし新たな需要を創った」ことなどこれまでの取り組みについて発表しました。

 また、交流広場ではサミットの開催に合わせて「いちご王国マルシェ」が開かれ県内9か所の直売所や観光農園が出店しました。

 県産農作物の魅力をより多くの人に伝えるため、栃木が誇るいちごや梨といった農産物のほか鮎の塩焼きなども販売され、訪れた人は、とちぎのグルメを楽しんでいました。

 17日は、とちぎの食文化や自然など4つのコースに分けて県内の直売所を巡る視察が行われます。

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