「ホッケータウン」公式認定 日本協会が岩手町に

認定証を手にする佐々木光司町長(右から3人目)と柿田亜矢子理事(同2人目)ら

 岩手県岩手町は、日本ホッケー協会(三須和泰会長)が選ぶ「公式ホッケータウン」に認定された。各年代の選手育成強化や五輪選手輩出など、町を挙げた競技の普及振興が評価を受けた。

 町役場で14日、認定証交付式が行われた。同協会の柿田亜矢子理事は「(認定を通じて各自治体を)横断的につないでさらに普及、振興させたい。ホッケーを軸に地域の発展もしてほしい」と述べ、佐々木光司町長に認定証を手渡した。キャベツやブルーベリーなど町特産と競技をイメージするデザインが描かれたポスターも贈られた。

 「ホッケータウン」制度は同協会の創立100周年を記念し、本年度始まった。全国19自治体が第1期に認定され、県内では同町が唯一。公式に「ホッケータウン」を呼称でき、認定ロゴの使用権が与えられる。認定自治体が参加する「サミット」の開催も予定されており、横断的に連携できる機会を創出する。

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