サッカーJ1横浜F・マリノスのDF小池龍太（28）が17日、横浜市西区の日産グローバル本社を訪れ、ホーム最終戦となる新潟戦（24日午後7時・日産ス）への来場を呼びかけた。自身は右膝蓋（しつがい）骨骨折の大けがで離脱中。再起を図る境遇にチームを重ね、「僕も諦めない。今出ているメンバーも最後の笛が鳴るまで諦めないと思うので、彼らを信じて応援してほしい」と力を込めた。
首位ヴィッセル神戸を勝ち点2差で追いかける最終盤。逆転優勝を狙うチームを後押しすべく、同社のファン・サポーター約600人が新潟戦のチケットを購入しているという。
出迎えた従業員らは「引き続き、残り2試合もこの勢いで行ってくれると信じている」「勝つしかない。一丸となって応援します」」と熱いエール。小池龍は「少しでも優勝の力になりたい。1人でも多くの皆さんが来てくれることを願っている」と共闘を求めた。
自身は12月のアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）1次リーグ最終戦での復帰を見据える。日々回復を感じているとし、「本当にギリギリのところを走っているが、その日が終わるまで諦めない」と誓った。
