エバートンが勝ち点10剥奪の処分…231億円の損失を出し収益と持続可能性の規定違反でプレミアリーグが処分決定

エバートンは勝ち点10剥奪の処分を受けた[写真:Getty Images]

プレミアリーグは17日、エバートンに対して勝ち点10の剥奪を発表した。

独立委員会は、エバートンに対して「収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)」に違反したと判断。即時の勝ち点10剥奪が決定したという。

プレミアリーグは今年の初めにエバートンに対して告訴状を出し、独立委員会に付託していた。

エバートンは2021-22シーズンのPSR違反を認めたが、それ以上に違反があると見られていた。

10月に5日間の公聴会を実施。委員会はプレミアリーグが主張していた1億2450万ポンド(約231億2000万円)の損失があり、基準値である1億500万ポンド(約195億円)を超えているとの判断を下したという。

今シーズンのエバートンは12試合を終えて勝ち点14の14位に位置。今回の勝ち点10マイナスで、降格圏の19位に転落することとなる。

エバートンはクラブを通じて声明を発表し、「独立委員会の裁定にショックを受け、失望している」とし、控訴することも明かしている。

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