貝焼き、サラダ…どちらも絶品!「ホタテ」レシピ2つ

おはようございます。野菜料理家 やのくにこです。

ホタテの美味しい季節がやってきました。

ホタテには疲れを取るタウリンやアスパラギン酸が含まれ、カルシウムや亜鉛や鉄分などミネラルも豊富。高たんぱく低脂肪で美肌やダイエットにもお勧めな魅力的な食材です。

ホタテは青森県や北海道が主な産地で、大きく育てた後で中国に輸出して殻を剥く作業をしてもらい、それを私たちが食べているとききました。

そして、その輸出が滞り、ホタテの行き場がなくなっているとニュースも目にしました。

「それならば、食べて応援しなきゃ!」ということで、デパ地下に出かけると、安価で北海道産のホタテのむき身が冷凍で多く売られていました。

今回は、我が家で人気の冷たいホタテメニュー(サラダ)と、温かいホタテのお料理(貝焼き)のレシピをご紹介します。

たまにはちょっと贅沢に♪「ホタテとトマトのサラダ」

材料(2人分)

  • ホタテ 4個
  • 中玉トマト 1個
  • サラダ菜 4枚
  • 粗 塩少々
  • 柚子 1/2個
  • オリーブオイル 大さじ1

作り方

1) ホタテを横に半分又は3等分厚さに切る。切り損ねたものなどは小さめに切っておく。トマトは1㎝程度に輪切り。リーフレタスは細く刻んでおく。

2) 皿にリーフレタスを載せ、ホタテとトマトを交互に並べ、軽く塩を振る。真ん中に切り損じたホタテとトマトもあれば載せる。柚子果汁を回しかけ、柚子の皮をすりおろして香りを載せる。オリーブオイルをまわしかける。

ホタテを塩で食べるとホタテの甘さが引き立つので、直接粗塩を少し載せて、香りの柚子やコクのオリーブオイルをかけるのがコツ。

柚子の代わりに柚子胡椒を使うと辛みも効いて大人の味になります。ワサビでもOKです。あっさりと食べられるサラダです。

***

続いては、青森県の郷土料理と言われる「貝焼き」。貝焼きは文字とおり、ホタテ貝の殻に載せて焼くお料理です。

貝殻は、生のホタテ貝を買ったときに、洗って保管しておきます。無い場合はココットやフライパンでも作れます。

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うまみがにじみ出る!「貝焼き」

材料(2人分)

  • ホタテ 2個
  • 長ネギ 1/2本
  • 味噌 小さじ1
  • 卵 1個
  • だし汁 大さじ1
  • 米油 小さじ1

作り方

1) 長ネギをみじん切り。ホタテはそれぞれ6等分に切る。

2) 長ネギをフライパンに入れ、※油を加え中火で2分炒める。味噌をだし汁で溶いて加えたら混ぜて火を止め、ホタテを加え混ぜ、殻に詰める。

3) 溶き卵を加えてグリルで弱火7分焼く。焼きあがったら混ぜて食べる。

ホタテの殻があると旨味がにじみ出るのか、美味しさ倍増なのですが、ココットなど耐熱容器でも作れます。

それが無い場合は、フライパンで卵とじ風にしても。(2)の作業で、ホタテを加え混ぜたら火を止めず、溶き卵を混ぜ合わせればOKです。

(卵とじ風にしてつくったもの)

いずれの方法でも、ホタテの食べ方は、この貝焼きが一番美味しいかもしれません。

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お刺身でも、鍋料理でも、バター焼きや醤油で焼いて、クリームシチューに入れたり、この冬はホタテを食べて産地応援をしませんか!

来週は愛媛のソウルフードで、先日ニュースでも話題になった「じゃこてん」をご紹介します。

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