一戸町、IGRの通学定期補助で支給漏れ 計11万1250円

 岩手県一戸町は17日、IGRいわて銀河鉄道の通学定期補助で、計11万1250円の支給漏れがあったと発表した。

 補助金の支給対象は、IGRの通学定期券を購入・利用した町内の生徒と学生、一戸高に通学するために定期券を購入・利用した町外の生徒。定期券の有効期限終了後、申請すれば購入金額の1割を補助する。

 町や関係団体で構成する町並行在来線利用促進協議会(会長・小野寺美登町長)が補助を実施し、町が事務局を担っている。

 支給漏れは2021年11月16日~22年4月30日に受け付けた88件で、対象は49人。処理済みの書類と未処理分を別のファイルで保管していたが、22年4月の人事異動で担当が変わり、未処理分の引き継ぎが行われなかった。今年10月に書類整理をした際に判明した。

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