「利用しやすく温もりのある交流拠点目指す」 塩谷町・新庁舎の開庁記念セレモニー

 塩谷町の新しい庁舎の完成を記念し、18日に関係者を招いたセレモニーが開かれました。

 塩谷町の新庁舎は、元の役場にほど近い旧玉生中学校の跡地を利用し、町のシンボルでもある高原山が望める場所に完成しました。

 今月(11月)6日には業務がスタートし、開庁を記念して行われた18日の式典には、県内選出の国会議員をはじめ、市や町の首長など関係者約130人が出席しました。

 71年が経過した旧庁舎は、老朽化などの理由から24億円あまりをかけ建て替えが進められてきました。

 エントランスホールは、船底をイメージした吹き抜け構造で、内装にはヒノキなどの地元の木材が使われています。

 そして、災害から町民の命や安全を守るため、一時避難所としての利用もできるよう1階にまとめて会議室が配置されるなど防災機能も強化されました。

 塩谷町の見形和久町長は式典で「新庁舎完成を契機としてより質の高い行政サービスの実現を目指す」とあいさつしました。

 町は誰からも親しまれ、利用しやすく温もりのある交流の拠点を目指します。

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