周囲の木々が色づき始めた神奈川県座間市緑ケ丘の「かにが沢公園」で、鮮やかな黄色のヒマワリが咲き散策者の目を引いている。
ヒマワリは同市の花。地元の「まちの活性化委員会」が3年前から園路沿いで植栽活動を行っている。9月に種まきした遅咲きのヒマワリは5品種で、本数は昨年よりやや多い約1万本を育ててきた。
同委員会によると、クリスマス時期に満開を迎える予定でいたが、記録的な残暑の影響で生育が早まり、既に8割が開花している。
代表の鈴木海航さん(26)は「今年は植える間隔を狭くしてきれいに見えるように工夫した。見頃は12月上旬まで。半月以上早くなって驚いている」と話している。