第2次大戦中の1942年、横浜港で起きたドイツ軍艦爆発事故の犠牲者を悼む墓前祭が19日、横浜市中区の根岸外国人墓地で営まれた。慰霊碑を前に日本、ドイツ双方から計約100人が参加した。
在日ドイツ大使館の主催で、地域住民をはじめ、近隣の市立立野小学校と市立仲尾台中学校、東京横浜独逸学園(同市都筑区)の児童・生徒らも参加した。
同大使館国防武官のラルフ・オリバー・ペルジケ空軍大佐は「ドイツ兵だけでなく日本、中国の方々も亡くなった。今日の平和は当然のものではない。毎日の努力が必要だ」とあいさつした。