就任後初めての海外出張を終えた千葉県の熊谷知事は１１月２０日、県庁で記者団の取材に応じ、今回の台湾訪問を「今後に繋がる枠組みやネットワークを構築できた」と振り返りました。
千葉県 熊谷俊人 知事
「大変多くの人に参加してもらい非常に良い成果と、今後に繋がる枠組み･ネットワークが構築できたと考える」
熊谷知事の台湾出張は、１１月１３日から１７日までの５日間で、桃園市と台北市を拠点とし、放射性物質の検査が必要となっている農林水産物の輸入規制の撤廃を要請したほか、県産農水産物や観光の商談会、企業誘致セミナーなどを実施しました。
帰国後初めて取材に応じた熊谷知事は、台湾で２０２２年２月から輸入規制が緩和され、県産農林水産物の輸入が再開したことや、円安などを背景に台湾企業が日本への投資を検討していることを挙げ、「タイミングが良かったと現地に行って感じた。この時期に行けたのは一番大きかった」と評価しました。
また、今後の海外訪問については次のように述べました。
千葉県 熊谷俊人 知事
「（今回参加した）生産者や流通関係者・観光事業者も、前もってかなり参加すべく準備をしてもらったし、県職員も先方との調整や事前の訪問など踏まえて采配ができるように調整してくれたからこその成果。（今後の海外訪問も）そこをもう一度、一から戦略立てて臨みたいと思う」
