ドジャースがバーンズとアダメスを両獲りする可能性 米記者が報道

先発投手と遊撃手はどちらも今オフのドジャースの補強ポイントである。この2つの補強ポイントに合致する選手がトレード候補に挙がっているチームがあり、もしかしたらドジャースは1つのトレードで2つの補強ポイントに対処することになるかもしれない。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者がある球団幹部から聞いた話によると、ドジャースはブリュワーズとの大型トレードでコービン・バーンズとウィリー・アダメスを獲得する可能性があるという。

バーンズは2021年にサイ・ヤング賞を受賞したブリュワーズのエースであり、アダメスは2022年に31本塁打を放ったこともある強打好守の遊撃手である。両者とも1年後にFAとなるため、今オフはトレード候補に挙げられており、実際にバーンズはブリュワーズとの契約延長交渉を行っていないことや1年後にFA市場に出ていく可能性が高いことを明言している。

ドジャースは先発投手陣に大きな不安を抱えており、FAのクレイトン・カーショウと再契約するにしても、カーショウは肩の手術を受けたため、来季の大部分を欠場する見込みである。2021年に最優秀防御率のタイトルを獲得してサイ・ヤング賞に輝き、2022年にも最多奪三振のタイトルを手にしたバーンズは計算できる先発投手が不在というドジャースのチーム状況にフィットする。今季のバーンズは32試合に先発して193回2/3を投げ、10勝8敗、防御率3.39、200奪三振をマークした。

一方、遊撃のレギュラー候補にはギャビン・ラックスがいるものの、ラックスはオープン戦で右ひざ前十字靭帯断裂などの重傷を負い、今季を全休。復帰1年となる来季、どれくらいのパフォーマンスを見せることができるかは未知数だ。直近2シーズンで55本塁打を放ち、遊撃の守備でも守備防御点+17、OAA+26を記録しているアダメスが加入すれば、大きな戦力アップとなることは間違いない。

もちろん、この2選手を同時に獲得するためには、それ相応の出血も伴うことになる。果たしてドジャースは覇権奪回のために、ブリュワーズとの大型トレードに動くことになるのだろうか。

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