野球・明治神宮大会 作新学院が県勢初の準優勝

 野球の明治神宮大会は20日、各地の秋の地区大会を制した10校で争う高校の部の決勝戦が行われ、関東地区代表の作新学院は、北信越地区代表の星稜に惜しくも敗れ準優勝となりました。

 1973年から始まった高校の部、7年ぶり3回目の出場を果たした作新としても、県勢としても初の決勝進出。

 先発のエース小川哲平は序盤を0点に押さえますが、4回表にソロホームランを浴び1点を失います。

 今大会粘りと持ち前の攻撃力で勝ち上がってきた作新。6回裏2アウトランナー2塁で4番柳沼がレフト前に運び、2塁ランナー粒良が迷わずホームを狙い同点に追いつきます。

 作新は8回表、星稜キャプテン芦硲のタイムリーで2点を勝ち越されます。作新は9回裏、6番菅谷が意地のレフト前ヒットを放ちますが、星稜のエース佐宗の前に後続が倒れゲームセット。

 「もう1点取り切れなかった。チームとして追求しなければいけない」と小森キャプテン。

 3対1で星稜に敗れましたが、価値ある初の決勝の舞台で準優勝に輝きました。

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