千葉県 12月定例県議会が開会 多様性尊重目指す新たな条例案など

千葉県 12月定例県議会が開会 多様性尊重目指す新たな条例案など

 12月定例県議会が11月22日、開会しました。
 2023年9月の台風13号に伴う大雨被害からの復興・復旧に向けた補正予算案や、多様性の尊重を目指す新たな条例案などが審議されます。

 12月定例県議会には補正予算案や条例案など、50の議案が提出され、22日の本会議で、千葉県の熊谷知事が提案理由を説明しました。

 補正予算案は、総額148億600万円に上り、9月の大雨で氾濫した河川の護岸整備を含む治水対策工事の前倒し事業や、被災したローカル鉄道の復旧事業などの費用が盛り込まれています。

 また、性別や性的指向、国籍といった多様性尊重条例案について、熊谷知事は、次のように説明しました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「本条例は県民一人ひとりが、さまざまな違いがある個人として尊重され、誰もが参加し、その人らしく活躍できる社会の形成を推進していくことを目的としている。多様性を尊重することが社会の活力や創造性の向上に相乗的に効果を発揮するという認識のもと、人口減少など社会環境が変化する中でも県が持続的に発展していけるよう、県議会とともに取り組みたい」

 なお、会期は12月19日までの28日間で、チバテレでは11月29日と30日の代表質問の模様を午前10時から中継でお伝えします。

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