崖からの転落者を想定した救助訓練 千葉県旭市の屏風ヶ浦 

崖からの転落者を想定した救助訓練 千葉県旭市の屏風ヶ浦 

 千葉県旭市の景勝地、屏風ケ浦で、崖から転落した人を救助する訓練が11月22日、行われました。

 訓練は、飯岡灯台南側の屏風ケ浦の斜面で行われ、旭市消防本部の救助隊員ら10人が参加しました。

 観光客の男性が強風にあおられ、約20メートル下の崖の中腹まで転落し意識不明の状態との想定で、隊員らがロープを使って崖を下り、男性を担架に乗せて引き上げました。

 隊員らは、崖から転落した負傷者を救助する一連の流れを確認しました。

 市消防本部によりますと、屏風ケ浦では、過去5年間で転落事故が3件発生していて、崖の上には不用意な立ち入りを規制する看板や柵が設けられているということです。

 市消防本部の担当者は、「転落事故に素早く対応できるよう訓練の内容を生かしていきたい」と話しています。

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