チェルシー、アーセナルのCBにミランが関心… ディフェンスラインの長期離脱で1月のレンタルを模索

ミランのレンタル候補に挙がっている様子のバディアシル[写真:Getty Images]

ミランが1月のレンタル補強を画策しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。

10月29日に行われたセリエA第10節ナポリ戦でDFピエール・カルルが左大腿部を負傷し、移籍後初出場となったDFマルコ・ペジェグリーノも左足を骨折、1試合で2人のディフェンダーを失うことになったミラン。DFシモン・ケアーも筋肉系の問題により10月末から欠場が続いており、センターバックの層が非常に薄くなっている。

そのためミランの幹部陣はディフェンス補強に焦点を当てているようだが、来夏の移籍市場まで投資は避け、1月は有力な選手のレンタルで凌ぐという考えが強まっているとのこと。中でも関係が良好なチェルシーの選手に興味を示しているという。

候補に挙がっているのはフランス代表DFブノワ・バディアシル(22)とフランス人DFマラン・サール(24)。1月に加入したばかりのバディアシルに関しては、チェルシーがレンタル移籍を容認するかどうか確認する必要があるが、一方のサールはこれまでポルト、モナコへのレンタル経験があるため、よりレンタルしやすいと考えられている状況だ。

また、アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(23)もミランのお気に入りとのこと。最初の調査では何も足がかりが掴めなかったが、買い取りオプション付きの高額なレンタルオファーを出す準備があり、交渉を開始するために再度アーセナルとの接触を試みるという。

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