今永昇太は現地時間11月27日までにポスティング公示へ 米記者報道

MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者によると、日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す今永昇太は、現地時間11月27日までに正式にポスティング公示される見込みとなっているようだ。今永は正式にポスティング公示されたあと、メジャー全球団と最大45日間の交渉期間がスタートする。オリックスバファローズからポスティング公示された山本由伸から約1週間遅れでの交渉開始ということになりそうだ。

MLB公式サイトは「若い山本ほど期待された存在ではないものの、今永自身も素晴らしい投手である」と伝えている。今年9月に30歳の誕生日を迎えた今永は、今季22試合に先発して148イニングを投げ、7勝4敗、防御率2.80、174奪三振を記録。174奪三振は山本(169奪三振)を上回って両リーグトップの数字であり、自身初タイトル(最多奪三振)を手にした。

移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」では、FA選手ランキングで今永を10位に置いており、予想契約規模は5年8500万ドル。今季の千賀滉大(メッツ)の活躍もあり、同サイトは今永が千賀(5年7500万ドル)を上回る契約を得ることを予想している。「メジャーで先発2~3番手を務められる」と評価する声もあり、「MLBトレード・ルーマーズ」ではFA予想に参加した3人のライターのうち2人がカブス移籍、残りの1人はエンゼルス移籍を予想した。

今永の獲得に興味を示していることが報じられているのは、カブス、ドジャース、レッドソックスなど。「MLBトレード・ルーマーズ」は今永の獲得に乗り出す可能性があるチームとして、前出の3チームに加えてメッツ、ヤンキース、カージナルス、ジャイアンツ、エンゼルス、ブルージェイズなどを挙げている。今オフは先発投手の補強を必要としているチームが多いことも今永にとって追い風となりそうだ。

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