スポーツハラスメント見たことある? 指導との線引きは? 沖縄県スポーツ協会が保護者に意識調査

学校の体育館(写真はイメージ)

 沖縄県スポーツ協会は県内でスポーツ活動をしている子どもの保護者を対象にスポーツハラスメント(スポハラ)に関する意識調査を行っている。12月22日まで。県内のスポーツ団体が大規模にスポハラに関する調査を行うのは初めて。

 計17の設問を設け、スポーツの現場における不適切な行為について、どこまでがハラスメントに当たるか、指導者が怒る(怒鳴る)という行為に対してどう考えるかなどを問う。

 さらに、実際に現場を見たかや、スポハラが生じる背景、その後の対応などを聞き、実態を明らかにしていく。集計結果は来年3月公表予定。

 同協会は県内の各種競技団体や高体連、中体連、スポーツ少年団へも協力を依頼している。「県内でもスポハラ事案の発生が後を絶たない中、特に子どもたちのスポーツ活動におけるスポハラの現状などを把握し、今後の予防活動の充実に向けた参考にしたい」としている。県スポーツ協会のホームページまたは、こちらのフォームから回答できる。

 

(運動部・平良吉弥)

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