今季加入のPSGで充実のシュクリニアル、セリエAとの違いは「より強く速い選手がいる」

PSGでも主力としてプレーするDFミラン・シュクリニアル[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが、新天地での充実を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

昨シーズン限りで6シーズン過ごしたインテルを去り、PSGに加入したシュクリニアル。早くもルイス・エンリケ監督から全幅の信頼を得てセンターバックの主軸に定着すると、ここまで公式戦15試合に出場している。

シュクリニアルも、ここまでのパフォーマンスには満足感を示しているようだ。クラブ公式のインタビューに応じたスロバキア代表DFは、チームのスタイルやセリエAとリーグ・アンの違いにも言及。長くプレーしたイタリアに比べて、フランスはよりフィジカルが要求されるリーグだとの見方を示している。

「今はとても良い気分だね。ついに来たかった場所にやってこれたんだ。僕はこのために一生懸命努力していた」

「僕たちには自分たちのプレースタイルがある。ボールを保持し、ゲームをコントロールすることが、理想的なプレースタイルだ。ボールを保持していれば相手は攻撃できず、プレスをかけたり走ったりする必要がある。これは僕としても本当に好きなプレースタイルであり、うまくできていると思う」

「(センターバックの相方である)マルキーニョスはイタリア語も話せるから、初日から理解し合えたよ。僕にとって、彼は世界最高のセンターバックの一人だ。彼と一緒にプレーしているからそう言うのではなく、ここに来る前からそう思っていた」

「リーグ1には、強い選手、素早い選手、フィジカルな選手がたくさんいる。これがイタリアとの大きな違いだね。セリエAはより戦術的なのに対して、ここでは強烈な選手たちとの1対1が多く、対処するのは簡単ではない」

「他のチームがPSGと対戦するときは、まるでワールドカップ決勝戦のような雰囲気だ。とはいえ、僕たちは世界最高のチームの一つだと思っているし、それに対する準備はしておきたい」

「僕たちはファンのサポートを感じており、どの試合でもエネルギーを貰えている。彼らはいつも僕たちと一緒なんだ。ニースに負けたときも、彼らは拍手を送ってくれた。それはチームにとって本当に素晴らしいことだ」

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