未だに去就が決まっていない元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、サウジアラビアのアル・ナスルからのオファーを断っていたことが分かった。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
昨シーズン、プレミアリーグでゴールデン・グローブ賞を受賞したデ・ヘアは、夏にマンチェスター・ユナイテッドを去って以来、どこにも所属していない。世界各国のクラブへの移籍の噂が途絶えないデ・ヘアは、妻の意見を尊重した結果、アル・ナスルからのオファーを断ったという。
アル・ナスルが提示した契約は、週給約50万ポンド(日本円約9300万円)と報じられているが、デ・ヘアの妻がサウジアラビアで新生活を送ることに乗り気では無かったようだ。
アル・ナスルの正GKであるナワフ・アル=アキディは、リーグ戦11試合とアジア・チャンピオンズリーグ5試合に出場し、クリーンシートを記録したのはわずか4回である。
現在、デイヴィッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミが、デ・ヘアの獲得に興味を示していると言われている。また、古巣であるアトレティコ・マドリード、バレンシア、ベティスといったラ・リーガのクラブも興味を示しているようだ。