再始動した「沖縄アクターズスクール」のスクール生49人によるグループ「B.B.WAVES jr.」の初コンサート「沖縄アクターズスクール40周年B.B.WAVES jr・1st CONCERT THE START」が19日、沖縄市民会館大ホールで開かれた。“未来のスター”たちの初舞台に立ち会おうと多くのファンが集まり、会場は熱気に包まれた。メンバーは「将来グラミー賞を取りたい」と夢へ向かっての第一歩を踏み出した。(学芸部・屋良朝輝)
メンバー全員での歌・ダンスに加えて、3人の選抜メンバーからなる「B.ROX」、ボーカル選抜の「B.VOICE」やダンス選抜の「B.MOVE」、小学生選抜の「Baby Voice」や「Baby Sweet」など、いくつかのグループに分かれて舞台に登場。キレのあるダンスや歌を披露した。
1990年代後半から2000年代前半にかけて「B.B.WAVES」として活躍した30~40代の元メンバー約20人からなる「B.B.MASTER」も出演。当時をほうふつとさせる歌と踊りで会場を沸かせた。
小学6年のNeil(にいる)は、ソロパートでウクレレを手に透き通った歌声でブルーノ・マーズの「Just the Way You Are」を披露。「That’s What I Like」では先輩たちと共に歌とダンスで躍動した。
リーダーの松原球(く)美(み)は、先輩たちが築いてきたアクターズスクールに感謝しながら「メンバー全員が楽しめた舞台だった。互いに認め合いながら競い合える最高の仲間で、お客さんを笑顔にできたと思う。ここからレベルアップしながら、スキルを磨いていきたい」と笑顔。サブリーダーの玉城光は「半年前までは想像もしなかった舞台。たくさんのアーティストがいる中で、一番お客さんの心に近づけるアーティストになっていきたい」と話した。
来年3月の第2回オーディションと、5月のセカンドライブの開催も発表された。詳細は同スクールのホームページで発表される。