「離島フェア」那覇市で開幕 特産品や伝統芸能など魅力がギュギュッと凝縮 11月26日まで

島の特産品を買い求める来場者ら=24日午前、沖縄セルラーパーク那覇

 沖縄県内の離島市町村が特産品や伝統芸能などをPRする「離島フェア2023」(主催・同実行委員会)が24日午前、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。これまで新型コロナの影響でオンラインやデパートなど店舗での開催が続いていて、通常規模のリアル開催は4年ぶり。26日まで。

 開会式では、北大東村の子どもたちでつくる「北曙会」が太鼓の演舞で会場を盛り上げ、華やかな幕開けとなった。実行委員長の宮里哲座間味村長は「島の魅力を詰め込んだ特産品即売や食堂ブースなど、4年ぶりとなるリアル開催の醍醐味を感じていただきたい」と来場を呼びかけた。

 メインとなる特産品の展示即売会では、82事業者が約700品目の島々の特産品を販売する。各離島自慢のメニューが堪能できる食堂ブースや泡盛の試飲ブース、伝統芸能の特設ステージなどもある。

 自家用車での来場者向けに那覇軍港を駐車場として開放し、会場と結ぶシャトルバスを運行している。

 開場時間は午前10時~午後7時(26日は午後6時まで)。

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