初動対応を確認 新型インフル発生想定した訓練

初動対応を確認 新型インフル発生想定した訓練

 従来より重症化するといわれている新型インフルエンザの発生を想定した訓練が11月24日、千葉県庁で行われました。

 訓練は季節性のインフルエンザよりも重症化する割合が高い新型インフルエンザが海外で発生したとの想定で行われ、熊谷知事ら千葉県の幹部が集まり、県の対策本部会議が開催されました。

 会議では職員らから、県内での発生に備えて発熱外来の設置や、病床の確保に関する医療機関との協定締結のほか、成田空港には感染防止措置や医療体制の維持を要請したことも報告されました。

 訓練の終了後、熊谷知事は、「いつまた新型コロナのような感染症が発生するか分からない。できることを先手で行っていくというマインドを日頃から持って対策を講じてもらいたい」と述べました。

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