「エキサイティングな試合になる」シティとの大一番に挑むクロップ監督が自信「チャンスがあれば、ものにするのが我々だ」

大一番を前に意気込みを示すユルゲン・クロップ監督[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグでの大一番に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

プレミアリーグで12試合を消化して、首位マンチェスター・シティと1ポイント差の2位につけるリバプール。25日に行われる第13節では、そのシティと敵地で激突することになる。

近年プレミアリーグでしのぎを削ってきた最高のライバルとの大一番を前にして、記者会見に出席したクロップ監督も高揚を隠さず。不振に陥っていた昨シーズンはエティハド・スタジアムで1-4の完敗を喫したが、今季の自分たちは違った姿が見せられると自信を示した。

「昨シーズンの我々のメンバーがどうだったかは知らない。知りたくないからというより、比較をしたくないんだ。そして、我々が昨シーズンから改善すべきなのは明らかだった。昨シーズンは十分ではなく、自分たちらしさもなかったと思う。我々は変化を加える必要があり、それを実行した」

「(シティがホーム23連勝なことについて)私が知っているのは、こうした記録は長く続けば続くほど終わる可能性も高くなるということだ! 正直に言って、彼らは非常に強く、何か欠点があるというようなことは言えない。それでも、何百万回も言ってきたが、相手にとって本当に不愉快な存在となれれば、チャンスはあるだろう」

「試合前からどうなるかなんてわからない。 たくさんのことが起こるだろうね。ただ、我々が悪いプレーをすれば負けるのは間違いない。悪いプレーでも勝つなんてことは、シティ相手にほぼ不可能だ。もちろん、とても良いプレーをしていても勝てない可能性はある。それがフットボールだからね」

「今、このチームがテストに合格する必要はないと思う。正しい方向に向かっているのは明らかだからだ。チームはまだ完璧ではなく、ルートン戦やメンバーを入れ替えたトゥールーズ戦は良くなかった。それでも、今シーズンこれまで多くの試合で我々は好調だった」

「本当にエキサイティングなフットボールの試合になるだろう。この試合を見ない理由はあるだろうか? 必要なものはすべて揃っていると思う。もちろん、我々としては興奮することが目的ではなく、きちんと準備して、チャンスを掴むためベストの状態で臨む必要がある。もしチャンスがあれば、ものにするのが我々だ。それは今にわかるだろう」

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