来夏の移籍市場で人気銘柄に? カルチョファンに浸透の26歳グズムンドソン

イタリアで輝くグズムンドソン[写真:Getty Images]

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)は来夏の人気銘柄となるのだろうか。

雪国アイスランドが産んだエレガントなドリブラー・グズムンドソン。少年時代に「雪だらけでボールがどこへ飛ぶか予測できないピッチでも1人で練習した」という努力家の26歳は、今季の活躍により、カルチョファンにはお馴染みの存在となっている。

元々はプロデビュー前から過ごしたオランダ時代が長かったが、2021-22シーズン途中にAZからジェノアへ移籍し、セリエBでの昨季を経て、今季は公式戦14試合で7ゴール1アシスト。セリエA復帰1年目にして4勝2分け6敗の13位と奮闘するジェノアを優雅にけん引している。

そんなグズムンドソン、17日にはジェノアとの契約を2027年6月まで延長したことが発表されたが、イタリア『カルチョメルカート』によると、これはジェノア経営陣による投資の意味合いもあるとのこと。どうやら今季終了後、すなわち来夏の売却も頭の片隅にあるという。

というのも、今夏の時点で王者ナポリ&サッスオーロがグズムンドソン獲得を検討していたといい、現在もプロビンチャで輝く26歳の獲得を視野に入れるクラブは多いとみられている。

具体的なクラブ名は挙げられていないものの、関心を寄せるクラブが多く、また獲得に本腰を入れそうなクラブがあるのもプレミアリーグ。来年1月の移籍はグズムンドソン本人含めて考慮していないようだが、「6月に入れば、ジェノアとともに自らの状況を評価することになる」という。

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