山本由伸 興味を示している全チームとまずはオンラインで面談へ

日本プロ野球のオリックスバファローズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す山本由伸は、すでに正式にポスティング公示され、メジャーの各チームとの交渉可能期間がスタートしている。「SNY」のアンディ・マルティノ記者が関係者から得た情報によると、山本は来週からメジャーの各チームとの面談を開始するようだ。まずは興味を示している全チームと電話やZOOMを使ってオンラインで面談し、候補を絞り込んだあと、山本が渡米して対面でさらなる交渉を行う見込みだという。

山本の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏によると、交渉可能期間がスタートした直後の時点で、山本に対してすでに「11~14チーム」が興味を示しているという。マルティノ記者は、山本が日本にいる予定のため、第1段階の面談は電話やZOOMを使ってオンラインで実施される予定であることを伝えている。山本サイドはこの段階で移籍先候補のチームをある程度絞り込むことになる。

候補を絞り込んだあと、山本が渡米して対面で第2段階の面談を行う見込みだが、マルティノ記者によると、第2段階の面談(おそらく最終面談)はウィンター・ミーティング(現地時間12月4~7日に開催)のあとに行われる予定だという。山本の交渉可能期間は日本時間1月5日午前7時までだが、マルティノ記者は「移籍先が決まるまでにそれほど時間はかからないだろう」と予想。遅くともクリスマス前後までには山本が移籍するチームが決まることになりそうだ。

日本球界での圧倒的な実績に加え、25歳という若さも大きな魅力となっており、山本は総額2億ドル以上の超大型契約を手にすることが確実視されている。メッツとヤンキースが山本獲得に向けて並々ならぬ意欲を見せているほか、レッドソックス、ドジャース、カブス、フィリーズ、マリナーズ、レンジャーズ、ジャイアンツ、カージナルス、ダイヤモンドバックス、タイガースなども山本獲得を狙っているとみられる。果たして、25歳のエース候補を手に入れるのはどのチームだろうか。

The post 山本由伸 興味を示している全チームとまずはオンラインで面談へ first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.