田辺誠一が「ハコビヤ」で主演。日向坂46卒業後初のドラマ出演の影山優佳と“運び屋”バディに

田辺誠一が、テレ東系で2024年1月12日にスタートするドラマ25「ハコビヤ」(金曜深夜0:52)で初主演を務めることが分かった。また、共演の影山優佳が日向坂46卒業後初のドラマ出演を果たす。

「グルメ」「酒」「サウナ」「ソロ活」といった様々なライフスタイルドラマを生み出してきたテレ東が今回フォーカスを当てるのが、今までありそうでなかった「運び屋」だ。田辺が演じるのは、洋食店の店主と運び屋の二つの顔を持つ男・白鳥剣。影山は白鳥の洋食店にアルバイトとして働きたいとやって来る天野杏奈に扮(ふん)する。

白鳥は、通常の宅配では不可能な分単位の正確性が要求される案件から、一風変わった依頼物、さらには人間までもを運ぶ、まさに「運び」のスペシャリストだ。そんな中、好奇心旺盛な杏奈は白鳥の運び屋の仕事にも首を突っ込んでくるが、そこには白鳥との過去が大きく関わっていることが徐々に明らかとなっていく。物や人、そして、依頼人が抱えるさまざまな事情まで運んでいくことで、今までにない物語が紡がれていく新しいヒューマンドラマだ。

田辺はドラマの印象について「今まであまり見たことのないタイプのドラマですし、すごくいいお話なので大変うれしかったです」と語り、自身の役柄に関しても「その設定が、なさそうでいて、実はそうでもないのかな、と。そこが面白いと思いました」と明かす。

一方、影山は「まさか新しいスタートを切ったこのタイミングで、こんなにありがたく光栄なお話をいただけるとは思っていなかったので、ただただうれしい気持ちでした」と、まさに記念作ともいえる出演オファーに感謝し、「自分にやってほしいと思ってくださった皆さんの思いも背負って、全うしたいなと引き締まる思いでした」と力を込めた。

加えて、撮影に向けて「冬なのでいろいろと大変なこともあるかと思いますが、頑張って臨みたいと思っています。杏奈という役が引っかき回さないといけないと思うので、いい意味で自由奔放にお芝居をして、この作品を一緒に作り上げてくださる皆さんも、見てくださる皆さんも巻き込んで笑顔にできたらいいなと思います。杏奈はすごく感情が表に出やすくて分かりやすい子で、それがいとおしさだったり、逆にちょっと鬱陶しいなと思ったり。見る人の心を動かせるような役にしていけたらいいなと思っています」と役づくりのイメージを膨らませる。

そして、「剣さんと杏奈の2人の掛け合いは、毎話テンポ感があり、お話もほっこりできるものから心揺さぶられるものまで、毎話違った面白さがあると思うので、楽しんで見ていただけたらうれしいです」とアピール。

田辺もあらためて「新しいタイプのドラマだと思いますし、心がほっこりと温かくなるストーリーだと思いますので、新年この『ハコビヤ』を見ながらホッとしていただけたらうれしいです。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。

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