田中芽衣が念願の1st写真集を発売!「完璧を超えるものができたんじゃないかな!!」

モデル・女優として活躍中の田中芽衣1st写真集「1C0N」が、11月24日に発売された。同世代の“アイコン”として活躍をし続けてきた田中の芸能生活10周年の集大成であり、新たな表現を見ることができる初の写真集になっている。このたび、写真集の発売を記念したイベントが開催され、田中が会見に登場。デビューしてからずっとやりたいことの一つだったと語る、初の写真集の見どころなどをたっぷり聞いた。

「今まで行ったことのある場所ではなく、自分が知らない場所だからこそ表現できる新鮮な“田中芽衣”があるのでは?」という自身の意向から、東南アジアの中心に位置するマレーシアで撮影された「1C0N」。「すごく発展しているなという土地から、歴史を感じる場所まで、一つの国なのに、いろんな時代にタイムスリップできるような感覚がありました。いろんなシーンの自分を映せたのではないかなと思います」と、異国での作品作りを振り返った。

また、今回の旅では、計画を深く作り込みすぎずに訪れたため、現地で急遽撮影を行った場所もあったのだそう。「移動の途中に、高速道路のサービスエリアに寄って、なんとなくここでも撮ってみようよと撮影したカットが採用されたりと、行き当たりばったりの部分がいい方向に向かって、自然な自分を残せたのかなと思います」と、旅の道中での出合いが作品の表現に影響を与えたことを教えてくれた。

今回の写真集では、被写体としてだけでなく、田中自身も作品作りに大きく参加。制作にあたって大事にしたことを聞かれると、「『田中芽衣といえばこうだよね』というような、皆さんに既に持っていただいている自分のイメージと、『この芽衣ちゃんは新しいな』という、新しい自分を見せるという二つのコンセプトを、どちらかに偏ることなく両方撮ろうということを大切にしました」とアピールした。

コルセット風の衣装を身にまとう印象的な表紙も、田中の「ファッションモデルとして、アイコニックな印象の表紙にしたい」という思いから選ばれたとのこと。「『この衣装を着たカットの中から、表紙を選びたいです』という話をしてから、スタッフの方の提案も受けて決めました」と、このカットが選ばれた経緯を説明した。お気に入りだという、大自然の中でエキゾチックな水着姿を披露したカットも、スタッフからの提案から生まれた1枚だそうで、スタッフとのやりとりを通しながら、一つずつ丁寧に作品に向き合ったことがうかがえる。

ほかにも中面では、10代でデビューしてから大事にしていた、少女っぽさや幼いかわいらしさというものから、自然の中での大人らしい大胆なカットまで、さまざまな“新しい田中芽衣”が満載だ。「固定したかわいいのイメージを超えていくようなすごく挑戦的カットだった」と語る、透け感のあるワンピース姿のまま海に入るカットや、ホテルの部屋でのフェミニンなランジェリー姿なども披露している。

肌の露出が多い衣装への挑戦について、田中は「1枚の絵とかアートとして、よりどう表現していくのか、というのを大事にしていくので、緊張や不安などは全くなかったかもしれないです。大胆なカットも今しか残せないのかなと思っていますし、女の子からもたくさん支持していただけたらうれしいなと思って、そういうカットにも挑戦しました」とし、自身にとって新たな表現に挑んだ心境を言葉にした。

自分の骨格を生かした肉付きのある美しいボディラインを目指すため、撮影に向けて、ピラティスやサウナなどに通ったことも告白。特に、自信があるというヒップのボディーメークについては 「鍛えるだけでは駄目なので、作り込みをしてほぐして、作り込みをしてほぐして、というのを繰り返しました」と、時間をかけて鍛え上げられたものであることを明かした。

最後に、今回の写真集、自己採点は何点かを尋ねられると、「120点と言わせてください! いい感じに、完璧に作ろうとしなかったからこそ、完璧を超えるものができたんじゃないかなと思います!」とはにかみ、会見を力強く締めくくった。

【プロフィール】

田中芽衣(たなか めい)
2000年1月28日生まれ。熊本県出⾝。みずがめ座。O型。14年にティーンファッション誌の専属モデルとして芸能活動開始。同世代を中心に熱く支持され、その後、数々のファッション誌のレギュラーモデルを務める。また、映画「炎上シンデレラ」(22年)で映画初主演を務めるほか、テレビドラマにも出演するなど、女優としても活躍。数々の広告に出演するなど、その活躍は多岐にわたる。自身のYouTubeチャンネルでは、Vlogなどで私生活を垣間見ることができる。

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