ライトライン開業後初の行動変化アンケート実施へ

基幹公共交通について検討する「芳賀・宇都宮基幹交通検討委員会」が27日、LRT・ライトラインの開業後初めて開かれました。

 この中で宇都宮市と芳賀町は、利用者や沿線住民の開業後の行動の変化を把握するためのアンケートを開業後初めて行うことを明かしました。

 利用者向けのアンケートは、LRTが開業したことにより行動や満足度などがどのように変化したのかを把握するためのもので、29日から各停留場で直接配布されます。

 開業後の「外出の機会」の増加や「移動時間」の短縮「交通費用」の増減など11項目の設問がありWEBや郵送で結果を回収するということです。配布は6000人を見込んでいて、そのうちの750人からの回収を想定しています。

 また、このほか沿線住民1万6500世帯を対象に行動の変化のほか、定住人口の増減などに関するアンケートを行う予定で、28日に郵送を開始します。

 アンケート結果の集計は12月から行われ、来年3月から評価・分析をし、検討委員会で議論を行いながら随時公表していく予定です。

 JR宇都宮駅東側の状況を踏まえ、西側についてもこれまでの検討結果を反映しながら検討していくとしています。

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