渡り鳥カルガモ5羽 沖縄に飛来 水田にくちばし入れ餌探し 大宜味村喜如嘉

 【大宜味】大宜味村喜如嘉の喜如嘉ターブク(水田)に、渡り鳥のカルガモ(カモ科)5羽が飛来しているのが11日、観察された。

 雌雄同色で全身黒褐色のカルガモは、顔の2本の線が目立つ。くちばしの先は黄色で、足はだいだい色。水田で泳ぎながら時折、くちばしを水中に沈め、餌を探していた。あぜ道に上がり、羽づくろいする様子も見られた。

 同じ場所で「水辺のバレリーナ」の愛称がある足の長いセイタカシギ(シギ科)3羽も餌探ししていた。(玉城学通信員)

田んぼのあぜ道に上がり、羽づくろいする渡り鳥のカルガモ=11日、大宜味村喜如嘉

© 株式会社沖縄タイムス社