成田空港の清掃スタッフのモチベーションを高めようと、清掃の技能などを競うコンテストが１１月２８日、成田空港第１ターミナルで開かれました。
コンテストは成田空港会社が開催したもので、成田空港で業務にあたる清掃会社４社から代表のスタッフらが１人ずつ出場し、第１ターミナルのロビーで清掃スキルを競いました。
清掃会社の幹部ら審査員が、制限時間以内に拾ったゴミの数や作業効率のほか、空港利用者への声のかけ方などから出場者を評価していきました。
出場者は、色のついた雑巾を使い分けて机や床を拭いたり、全身を使って手際よくモップをかけたりして、日ごろ磨いたスキルを披露していました。
そして、審査の結果、成田空港で清掃スタッフとして１０年以上の勤務経験がある、成田空港美整社の前田大輔係長が優勝を飾りました。
成田空港美整社 前田大輔 係長
「清掃という普段日が当たらない分野で、お客様に見てもらうという機会は少ないと思うので、これを活かしてどんどん周りの人に（清掃の仕事を）宣伝できたらと思う」
