降車ボタンも体験!「バス育」 幼少期からバスを身近に【長野・伊那市】

保育園児が、バスの乗り方やルールを学ぶ体験教室が伊那市で開かました。園児はバスが大好きになったようです。

「楽しみだね」
「楽しみ」
「乗り方はね向こうから車が来ないかよく見て順番に乗るんだよ」

整理券を取ってバスに乗り込む、伊那市・竜西保育園の園児68人。

「この券大事に持っててね降りる時に使うから」

幼いころからバスに親しんでもらおうと伊那市が企画した、その名も「バス育」。路線バスは利用者の減少や運転手不足などが課題になっていて、将来の利用者確保も狙いです。

■伊那市企画政策課・田中元喜さん
「実際の利用に沿った形で実施できたことは本当に良かったと思います」

学ぶのは、乗り方だけではありません。

「(バスの中で)騒いで良いんだっけ?」
「だめー」

ルールもしっかり!降りるボタンも… しっかり押せました。

■園児(年長)
「楽しかった。走っているとこ」
■園児(年中)
「(乗り方)分かりました。ピンポンも押したし」
■園児(年中)
「私はすごく楽しくて、すごくワクワクして、私は・・・私は・・・バスが大好きになった」

実際に体験して、バスを身近に感じました。

© 長野朝日放送株式会社