「水産科」のある馬頭高校がモデルの小説続編発売! 作者の村崎なぎこさんが続編に込めた思いとは…

 内陸県唯一の「水産科」のある那珂川町の馬頭高校をモデルに生徒たちの青春を描いた小説「ナカスイ!」が、今年(2023年)3月に全国で発売され話題となりましたが、12月にその続編が発売となります。

 作者の村崎なぎこさんに、続編に込めた思いを聞きました。

 馬頭高校がモデルになった前作の「ナカスイ!」は、宇都宮市出身で県内在住の村崎なぎこさんの2作目の小説です。宇都宮市出身の主人公・鈴木さくらが「普通から抜け出したい」と魚への興味も知識もないまま入学した馬頭高校がモデルの「那珂川水産高校」を舞台に、ユニークな実習や個性的な同級生との学校生活が鮮やかに描かれました。

 今回発売されるのはその続編で、2年生に進級したさくらがお隣の県、茨城県で海洋実習を行うなど、栃木県を飛び出し授業に料理に大奮闘します。

 高校生たちが織りなす青春ストーリー。村崎さんはこれまで10回以上に渡って自ら馬頭高校へ出向き生徒や教諭に話を聞くなど入念な取材を行ったといいます。

 馬頭高校がモデルの小説「ナカスイ!」のシリーズ第2弾「海なし県の海洋実習」は、12月8日に全国の書店で発売されます。

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