2022年分 政治資金収支報告書 収支ともに減少

2022年分 政治資金収支報告書 収支ともに減少

 千葉県内の政治団体が提出した2022年分の政治資金収支報告書が公表されました。
 大型選挙が複数あった2021年と比べ、収支ともに減少しました。

 県選管によりますと、2022年分の収支報告書を提出した政治団体数は1785団体で、提出率は93.1%でした。

 前の年からの繰越額を除いた収入額は36億3800万円余り、支出額は約36億5700万円で、いずれも2021年から10%前後減りました。

 知事選と衆院選が行われた2021年に対し、2022年の大型選挙は参院選だけだったことから、収支が抑えられたと見られます。

 収入の内訳は、寄付が約14億2100万円と、全体の4割近くを占めました。

 政治資金パーティーは30団体が74回開き、4億4000万円余りの収入でした。

 2021年と比べ18団体58回増え、収入は2.34倍と大幅に増加していて、コロナ禍前の2019年とほぼ同規模になっています。

 政党別の収入額は、自民党が約10億7800万円で、11年連続で最多でした。

 県内政治団体の収支報告書は、県選管のホームページで公表されています。

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