トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが足首の靭帯を負傷したことが分かった。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。
ヒザの前十字靭帯のケガで負傷離脱していたベンタンクールは、第13節のアストンヴィラとの試合で9カ月ぶりに先発出場を果たした。しかし、ポーランド代表DFマッティー・キャッシュのタックルを受け、一時はプレーを続行したが、32分に交代を余儀なくされた。
ベンタンクールは復帰まで10週間かかる見込みだ。したがって、順調に回復したとしても復帰は来年の2月になる。
トッテナムは現在、イングランド代表MFジェイムズ・マディソンをはじめ、すでに8名の選手が負傷離脱しており、ベンタンクールの負傷により離脱者は9人となった。ベンタクールにとっても久しぶりの先発出場であっただけに、クラブと選手のどちらにとっても痛い離脱となる。
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は試合後のインタビューでこう語った。
「キャッシュのタックルは素晴らしいものではなかった。試合中に我々のサポーターからブーイングを浴び、ハーフタイムで交代させられた。ベンタンクールはこの試合で好調なスタートを切っていた」
「ケガは最も避けたいことだ。負傷者はこれで9人。アシュリー・フィリップスも失った。これが我々の置かれている状況だ」
「時間はかかるかもしれないが、我々はこの状況を必ず乗り越えられる。そして乗り越えたとき、我々はさらにいいチームになると確信している」