マンチェスター・シティとプレミアリーグ、115件のFFP違反疑惑を巡る裁判の日程が来年の秋からで合意

写真:FFP違反が疑われているマンチェスター・シティ

プレミアリーグとマンチェスター・シティは115件のファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反疑惑を巡る裁判の日程が合意に達したという。

2018年からプレミアリーグはマンチェスター・シティに財務違反の疑いがあるとして調査を開始し、115件のFFP違反の容疑で告発をしていた。 それ以来、両者はこの疑惑について口を閉ざしていたが、裁判の日程が合意に達したようで、裁判は2024年の晩秋から始まるという。イギリス『デイリー・メール』電子版が報じている。

現在は弁論の準備と証人の陳述収集を行っており、2024年春まで続く見通しだという。裁判が2024年秋から予定通りに進めば、判決は2025年夏頃に出る可能性が高いと伝えられている。

容疑には財務規則違反や、2018年から始まったプレミアリーグの調査に対して非協力的だったこと含まれているが、マンチェスター・シティは不正行為を否定している。

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、11月25日に行われたリヴァプール戦前のインタビューでFFP違反について問われ、以下のように語っている。

「有罪が証明されるまで、私たちは無実だ。たくさんの人がそれ(マンチェスター・シティの有罪)を望んでいることはわかっているし、感じている。今は様子を見て、判決が下されたらここに来て説明しようと思う」

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