千葉大学で「白衣式」 “身が引き締まる思い”

千葉大学で「白衣式」 “身が引き締まる思い”

 大学での座学を終え、新たに病院での臨床実習に臨む医学生一人ひとりに白衣を着せる「白衣式」が12月1日、千葉大学医学部で行われました。

学生の代表者
「白衣を身にまとうことの意味を噛みしめ、強い責任感と常に学ぶ姿勢をもって真摯に医療と向き合ってまいります」

 「白衣式」は、大学の授業で学んだ医学生が「臨床実習生」として病院実習を始める前の恒例行事です。

 千葉大学で行われた「白衣式」には、医学部の4年生約110人が出席し、教授らから一人ひとりに白衣が着せられました。

 今回、「白衣式」を迎えた4年生は、コロナ禍の混乱の中で学んだ学生たちで、代表者はあいさつで、様々な面で支えてくれた家族や先生、友人らに感謝の気持ちを伝えました。

 「白衣式」を終えた学生たちは、12月4日から約2年間、「臨床実習生」として千葉大学病院で採血などの医療行為も行います。

千葉大学医学部4年 中山哲志 さん
「いままで受けてきた座学とは違って、今後は医師と同じように患者さんと関わっていくので身が引き締まる思い」

千葉大学医学部4年 植松嵩太郎 さん
「患者さん一人ひとりがどういう背景をもち、どういうことに悩んでいるかを、学生の視点からも考えていけるような有意義な実習生活にしたい」

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