「もう一冠ゲットや!」岡田監督の「アレ」流行語大賞に祝福の声

今年を代表する言葉を選ぶ『新語・流行語大賞』が12月1日に発表され、阪神タイガース・岡田彰布監督の「アレ(A.R.E.)」が大賞に輝いた。

優勝記念パレードで感謝を述べる岡田彰布監督(11月23日・大阪市、写真/岡田由佳子)

『「現代用語の基礎知識」選 2023ユーキャン新語・流行語大賞』は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するというもの。

2023年の年間大賞は、プロ野球で38年ぶり2度目の日本一に輝いた阪神タイガース・岡田監督の口癖「アレ」。ユーモアあふれる監督が優勝を指す言葉として使い始め、コーチやマスコミ、ファンのなかでも合言葉として広まった。Aim(目標)・Respect(尊敬)・Empower(パワーアップ)の頭文字を合わせた造語として「A.R.E.」がチームのスローガンになり、グッズ化もされ、一躍話題となった。

今回の受賞を受け、SNSには「岡田監督おめでとうございます!」「ARE達成し、流行語まで獲った岡田監督の手腕神ってる!」「アレしてくれて、日本一になってくれてありがとう」「そらそうよ」「来たー!阪神もう一冠ゲットや!」などと、祝福の声が溢れている。

そのほかトップ10には、「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」「OSO18/アーバンベア」「蛙化現象」「生成AI」「地球沸騰化」「ペッパーミル・パフォーマンス」「観る将」「闇バイト」「4年ぶり/声出し応援」がランクインした(50音順)。

© 株式会社京阪神エルマガジン社