クロップ監督がELのLASK戦でメンバー入りした若手選手たちを称賛「私たちには素晴らしい才能がある」

写真:今シーズン、トップチームデビューを果たしたクァンザー

現地時間11月30日、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5節のリヴァプール vs LASKの一戦が行われた。試合はリヴァプールが4得点を挙げ、大勝。この勝利でリヴァプールはグループステージの首位突破を決めた。

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は試合後に『TNT Sports』のインタビューに応じ、この試合でメンバー入りをした若手選手たちを称賛した。

クァンザーのパフォーマンスについて尋ねられたクロップ監督は「私たちにとって完璧で、スーパーなプレーを披露した」と語り、以下のように続けた。

「正直に言うと、クラブにとってこれ以上いいニュースはない。シーズンが始まる前、CBを買うべきだと言われていた。しかし、私たちにはジャレルがいることを知っていた。彼がこのようなプレーを披露すると知っていたかい?確証はなかったがかなり期待していた。だから未来は明るい。彼は冷静にプレーし、適切な瞬間に素早く守備することができる」

LASK戦ではクァンザーがスタメンフル出場をした他、コナー・ブラッドリー、ルーク・チェンバース、ケイド・ゴードン、ベン・ドーク、マルセロ・ピタルガといった若手選手たちがベンチ入り。ブラッドリーとチェンバースはライアン・フラーフェンベルフとコスタス・ツィミカスに代わり、82分から途中出場を果たした。

クロップ監督は若手選手に対して「選手たちのことをとてもうれしく思う。私たちには素晴らしい才能がある」と称賛し、以下のように続けた。

「コナー(ブラッドリー)のプレーを数秒間見たら、本物の才能をもっていることがわかる。彼は真の有望株で本当に頼りにしている。ルーク・チェンバースは長いケガを経て復帰した。彼はリズムを掴むために時間が必要だったが、どんどん良くなっている。彼もまた一流の才能を持っている」

「ケイド・ゴードンは、信じられないほどの長期のケガから復帰したが、トレーニング中の様子はとても素晴らしい。フレッシュに見えるし、多くのポジティブな点がある」

今シーズン、ケガの影響で公式戦2試合の出場にとどまっているステファン・バイチェティッチについても「コナーやステファンはプロのサッカー選手になるための準備をしている。体の急激な成長に伴い、時々痛みを感じている。私たちは無理をせず、状況を見守る必要がある」と語り、復帰に関して焦らない方向を示した。

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