伊東先発、中村終盤出場のスタッド・ランスが連敗ストップ、3試合ぶり勝利【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

スタッド・ランスは1日、リーグ・アン第14節でストラスブールをホームに迎え、2-1で逃げ切った。スタッド・ランスのMF伊東純也は85分までプレー、FW中村敬斗は79分からプレーしている。

2連敗中の5位スタッド・ランス(勝ち点20)は、伊東が[3-4-3]の右ウイングでスタメンとなり、負傷により5試合欠場していた中村がベンチ入りした。

14位ストラスブール(勝ち点13)に対し、9分にロングボール一本からエメガにボックス内からシュートに持ち込まれるピンチを迎えたスタッド・ランスだったが、枠外に外れて助かると、直後の10分に先制する。

ボックス左で縦に仕掛けたダラミーのマイナスクロスをリシャルドソンが合わせた。さらに14分、伊東の右クロスからファーサイドのデ・スメットが合わせるもシュートは枠外に。

その後、34分のディアラの決定的なシュートをGKディウフが好守で阻止したスタッド・ランスは42分に加点。ロングボールに抜け出したダラミーが相手のクリアにかかったペランのオウンゴールを誘った。

追加タイムには分厚い攻めからボックス右の伊東がGK強襲のシュートを放ったスタッド・ランスが2点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、試合をコントロールするスタッド・ランスが時間を消化していく中、63分には伊東に好機が訪れるもボックス中央から反転してシュートに持ち込みかけたところでブロックされてしまう。

その後、70分のガメイロの決定的なシュートをGKディウフが止めたスタッド・ランスは、74分にも伊東がドリブルシュートでGKを強襲。

しかし79分に中村を投入した後、86分にPKを献上。デ・スメットがボックス内でアンジェロを倒してしまった。これをガメイロに決められたスタッド・ランスは最終盤にかけても守勢が続いたが、守護神ディウフの好守もあって逃げ切り。

連敗を止め、3試合ぶりの勝利としている。

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