トッテナム連敗阻止へ! 守護神ヴィカーリオがシティやハーランドを警戒 「多大な敬意を持って分析する」

今季からトッテナムでプレーするヴィカーリオ[写真:Getty Images]

トッテナムのイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオがプレミアリーグでのプレーや、次に挑む大一番について語った。

今夏エンポリからトッテナムに加入したヴィカーリオ。GKウーゴ・ロリスに代わる新守護神としてここまでプレミアリーグ13試合全てに出場しており、開幕から続いた10戦無敗にも大きく貢献した。

そんなヴィカーリオはイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに対応。かねてから抱いていたプレミアリーグへの憧れについて語っている。

「それ(プレミアリーグ挑戦)はいつだって僕の大きな夢だった」

「世界で最もエキサイティングなリーグだと思う。外から見ても中から見てもね」

夢の舞台で申し分ない活躍を見せているヴィカーリオだが、チームは負傷者や退場者が続出したプレミアリーグ第11節のチェルシー戦から3試合連続で逆転負けしている最中。次に迎えるのはアウェイのマンチェスター・シティ戦と苦しい状況が続くが、ヴィカーリオは前向きな姿勢を見せている。

「まずは何よりも敬意を払うところから始めなければならない。彼ら(シティ)に対してだけでなく、自分自身に対してもだ」

「これまで自分たちがやってきたことの中で、良かった部分を活かしていく。それがこの大一番での鍵になると思う。そして、相手が誰であれ自分たちに限界を設けないよう気をつけなければならない」

自らが対峙するFWアーリング・ハーランドにも言及。このストライカーの危険性をよく理解している様子のヴィカーリオは十分に対策してシティ戦に臨むようだ。

「どうやって止めるのか? これも良い質問だ。彼については説明するまでもない。彼が一瞬にして危険な状況を作り出せることを僕らは知っている」

「彼はいつだって獲物を狩るための瞬間を探している。これまでやってきたように、多大な敬意を持って彼のことを分析するよ」

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