K・フィリップスが1月にニューカッスルへ? 買取OP付きの半年レンタルなら交渉成立か

シティで苦しむカルヴァン・フィリップス[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティがイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)の放出を比較的すんなり容認するようだ。

昨シーズンからシティでプレーするフィリップス。昨季のチームはチャンピオンズリーグ(CL)を含むトレブルを成し遂げ、プレミアリーグ残留がノルマのリーズ・ユナイテッド(現2部)から加入1年目にして欧州王者の一員となった。

ただ、フィリップス本人はMFロドリゴ・エルナンデスのバックアッパーという域を抜け出せず、それは迎えた今季も同じ。昨季は公式戦21試合出場でスタメン4試合、今季はここまで8試合出場でスタメンはEFLカップ(カラバオ・カップ)1回戦のニューカッスル戦のみ…状況が好転する気配はない。

リーズ時代の活躍を思い出せば「もっとできるハズ…」とも言いたくなるが、シティとの契約を2028年6月まで残すなか、放出が噂されるようになって久しいところ。来年1月に向けてはニューカッスルが獲得に乗り出しているとされている。

ニューカッスルが違法賭博で長期出場停止を喰らったイタリア代表MFサンドロ・トナーリの代役としてフィリップスを注視していることはもはや周知の事実。イギリス『90min』によると、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への懸念により、半年レンタルでの獲得を念頭に置いているという。

シティとしても、買い取りオプションさえ付帯したオファーであればフィリップスのニューカッスル行きを容認する方向。選手本人はシティでのキャリア続行を願い、年内のうちはジョゼップ・グアルディオラ監督へのアピールを続行…ただ、序列を上げる見通しは立っていないとされる。

他にもリバプールやトッテナム、ユベントス、ドルトムントなども注視しているとされるフィリップス。イングランド代表の重要な存在だが、クラブでの序列は低い、という状況…多くのクラブから関心があれど、現段階で最も可能性が高いのは「ニューカッスルへのレンタル移籍」とみられている。

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