神野三枝の七五三の写真には、思わぬ形で親の愛情が伺える?

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東海ラジオ『Paradise』(月~金9:00~11:00)は「あなたの人生がパラダイスに!」なるように、オトナな音楽、カルチャー情報、医療や介護の問題、ホットなエリア情報、役立つ生活情報、ショッピング情報など、様々な情報を持ち寄って、ホッと一息つける時間を演出する番組。DJは神野三枝。11月30(木)のオープニングトークは「七五三の話題」からスタート。

「11月も今日で終わり。11月にいただいたメッセージの中で、季節的に多かったなあと思うのは、七五三の話題ですね。七五三は、平安時代に宮中で行われていた儀式がもとになっていると言われています。今と比べて昔は、医療が発達していないし、衛生面もよくなかったですよね。子供が生まれても、すくすく育つのは、とても大変なことだったんですね」

「7歳ぐらいまでは、まだ、神様の子なんだというふうに扱われて、7歳になると、ようやく人として認められるというぐらい、ほんとに、子供が育つのは大変だったんですね。それで、3歳、5歳7歳の節目に、神様に成長を感謝して、お祝いしたというのが七五三の由来と言われているわけです」

「その七五三というと、千歳飴ですよね。これも、字を見ればわかりますよね。千年まで長生きしてほしいという親の願いが込められているというところで、飴にしたのは、飴を作る段階でビューンと伸びますよね。飴のように長く生きのびてほしいという意味が込められているんです」

「そこで私も、子供の頃のアルバムを出してみました。お化粧してもらって、黄緑色の着物で、頭にぼんぼりをつけた七五三の写真がありました。着物の裾のはだけ具合を見ると、着物を着せてもらってから走り回っていたんだろうなあというのがよくわかりましたけど、家で写真を撮った後、私、岡崎出身で、岡崎公園に行ってるんですよ。岡崎公園には、徳川家康公の銅像があるんですね。そこで、記念写真を撮ってるんです」

「家康公の銅像の前に私が立って、父が写真を撮ってくれてるんですけど、それが今でもアルバムに残ってるんですが、なんでかなあ、家康公の首のところで切れてるんですよ。首から下の家康公しか写っていない。父親にしたら、ファインダーを覗いて、自分の娘の姿がちゃんと撮れているか、しか、気が回らなかったんでしょうね。そんなところからも、親の、そのときの気持ちとか愛情みたいなものが伺えるんですよねえ」

「みなさんにも、笑える写真、ひと苦労された写真、あるのではないでしょうか」

Paradise

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~11時00分

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