ショウエイ、システムヘルメット新製品『NEOTEC 3』のサイズ展開を拡充。対応インカムも追加

 ショウエイは12月4日、今月発売予定の新製品システムヘルメット『NEOTEC 3』の専用コミュニケーションシステムに『B+COM SX1』を追加することを発表した。また、既報のサイズ展開であるS、M、L、XL、XXLに加え、XXXLサイズを追加することを発表した。なお、XXL、XXXLの2サイズは、2024年春頃の発売を予定している。
 
 同年9月に発表された『NEOTEC 3』は、人気システムヘルメット『NEOTEC II』の後継モデルとなる新製品。可動部の大きいシステムヘルメットの設計において重要な密閉性をさらに高めるため、フェイスカバーと隣接面の隙間を最小限に抑えるサイドカバーを採用し、シールドはセンターロック式に変更されている。そのほか、快適性や利便性を高めるため、内装やベンチレーション機構、インナーバイザーなどの設計がブラッシュアップされている。
 
 多くの進化を遂げた『NEOTEC 3』がすでに注目のモデルであったのは間違いないが、さらに魅力を高める製品情報がショウエイから発表された。
 
 まずはサイズの追加だ。9月の発表時はS、M、L、XLサイズを2023年12月に、XXLサイズを2024年春頃に発売予定というものだった。そして今回、サイズ展開にXXXLサイズが追加され、XXLサイズとともに2024年春頃に発売予定であることが発表された。これは大きいサイズを望むライダーにとって朗報だ。
 
 また、専用設計コミュニケーションシステム装着機構『SHOEI COMLINK』の対応機種も追加された。従来の機構よりもコンパクトにすることで、コミュニケーションシステム装着時の空力性能に与える影響を抑えている『NEOTEC 3』。以前の発表では、対応コミュニケーションシステムはSENAの『SRL3』のみだったが、この度サイン・ハウスの『B+COM SX1』も対応製品に追加された。コミュニケーションシステムの大手メーカー2社の製品に対応することで、目的やデザインの好みに応じて選ぶ楽しさがユーザーに与えられた。
 
 魅力をさらに増した『NEOTEC 3』は、前述のとおりS~XLサイズが2023年12月に、XXL・XXXLサイズは2024年春頃の発売を予定している。カラーリングは『ルミナスホワイト』『ブラック』『マットブラック』『マットディープグレー』『アンスラサイトメタリック』『ライトシルバー』『マットブルーメタリック』の7色で、価格は7万9200円(税込)だ。
 
 商品の詳細はSHOEIのホームページ(https://www.shoei.com/products/helmet/system/)まで。

専用コミュニケーションシステム『SRL3』装着イメージ
専用コミュニケーションシステム『B+COM SX1』装着イメージ

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