「暮らし守るため看過できない」オスプレイの一時飛行停止求める 石垣市議会が意見書可決

(資料写真)石垣市役所

 【石垣】鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故を巡り、石垣市議会(我喜屋隆次議長)は4日に開会した12月定例会で、事故原因が究明されるまでの間、オスプレイの一時飛行停止を求める意見書を全会一致で可決した。

 新石垣空港には9月に米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが緊急着陸し、10月には陸上自衛隊V22オスプレイが日米共同訓練で着陸した。

 意見書では「墜落事故は石垣市民の安心、安全の暮らしを守るため看過できない」と指摘。墜落事故の原因究明と再発防止策を講じて安全性が確保されるまで、オスプレイの一時飛行停止を要請した。

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