現地時間12月1日から4日にかけて、ラ・リーガ第15節の10試合が行われた。
グラナダをホームに迎えた首位レアル・マドリードは26分、トニ・クロースのスルーパスに抜け出したブラヒム・ディアスが冷静に押し込み先制に成功。その後も主導権を握り続けると、57分にはジュード・ベリンガムのシュートがGKに弾かれたこぼれ球をロドリゴが押し込み追加点。2-0でタイムアップを迎えてリーグ戦3連勝とし、首位の座をキープした。
試合前の時点で4位バルセロナと3位アトレティコ・マドリードの試合は28分、ハフィーニャのラストパスを受けたジョアン・フェリックスが冷静にループシュート。保有権を持つクラブから奪ったゴールでバルセロナが先制する。アトレティコ・マドリードは後半に猛攻を仕掛けたものの得手を奪うことはできず、バルセロナが1-0で逃げ切りに成功。両者の順位が逆転し、バルセロナが3位に浮上した。
上位争いを演じるジローナはホームでバレンシアと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、56分にカウンターを食らって先制を許してしまう。しかし終盤に反撃し、82分、88分とクリスティアン・ストゥアニが立て続けにゴールを奪って逆転勝利。首位レアル・マドリードを勝ち点差なしで追走している。
久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはアウェーでオサスナと対戦。開始早々にモイ・ゴメスのゴールでオサスナが先制したものの、レアル・ソシエダも41分にカウターからウマル・サディクがゴールネットを揺らし同点に追いつく。その後はレアル・ソシエダが相手を押し込み続けたが、両チームともにゴールは生まれず、1-1の引き分けに終わった。久保は相手の徹底マークに苦しめられながらもチャンスメークに従事した。
ラス・パルマスは2-0でヘタフェに勝利。アスレティック・ビルバオはイニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟がそろい踏みのゴールを挙げるなど、4-0でラージョ・バジェカーノに快勝した。セビージャ vs ビジャレアルは、75分に左からのクロスをキケ・サラスが頭で合わせてビジャレアルが先制したものの、その2分後にホセ・ルイス・モラレスのゴールでビジャレアルが追いつき、1-1でタイムアップを迎えた。
マジョルカ vs アラベス、アルメリア vs ベティスはともにスコアレスドローに。セルタ vs カディスは1-1の引き分けに終わっている。
◉ラ・リーガ 第15節 結果
ラス・パルマス 2-0 ヘタフェ
ジローナ 2-1 バレンシア
アスレティック・ビルバオ 4-0 ラージョ・バジェカーノ
レアル・マドリード 2-0 グラナダ
オサスナ 1-1 レアル・ソシエダ
マジョルカ 0-0 アラベス
アルメリア 0-0 ベティス
セビージャ 1-1 ビジャレアル
バルセロナ 1-0 アトレティコ・マドリード
セルタ 1-1 カディス